2025年に開幕した大阪万博。
この大イベントに設置されている「公衆トイレ」を設計した建築家に注目が集まっています。
- 万博トイレ設計者8人とデザインしたトイレとは?
- ネットの反応と世間の疑問
こちらの内容をまとめていきます!
大阪万博トイレのデザイナーは誰?

https://www.nikkei.com/
2025年の大阪・関西万博で、
会場内に設置される8つの公衆トイレの設計をした若手建築家8名と各トイレを紹介します。
トイレ1:棗田 久美子
設計者
棗田久美子・井上岳・齋藤直紀・中井由梨(GROUP 一級建築士事務所)
設置場所
エンパワーリングゾーン調和の広場のコロンビア館の向かい

トイレ2:小林 広美
設計者
小林広美+大野 宏+竹村優里佳 (Studio mikke 一級建築士事務所)
設置場所
セービングゾーン
ウォータープラザ、進歩の広場、ルーマニア館、英国館の向かい

トイレ3:小俣 裕亮
設計者
小俣裕亮 (小俣裕亮建築設計事務所 一級建築士事務所)
設置場所
西ゲートゾーン
南西付近エスカレーター裏、EXPOメッセ「WASSE」の南側

トイレ4:浜田 晶則
設計者
浜田晶則 (株式会社浜田晶則建築設計事務所 AHA 一級建築士事務所)
設置場所
西ゲートゾーン(北西側・リング外)
ブルーオーシャンパビリオンの並び

トイレ5:米澤 隆
設計者
米澤 隆(米澤隆建築設計事務所)
設置場所
西ゲートゾーン(北側)
北側エスカレーターの裏、東側ゲートゾーンとの境目辺り

トイレ6:隈 翔平
設計者
隈 翔平+エルサ・エスコベド(KUMA&ELSA 一級建築士事務所)
設置場所
静けさの森ゾーン
アゼルバイジャン館の南側、コネクティングゾーンとの境目辺り

トイレ7:鈴木 淳平
設計者
鈴木淳平、村部 塁、溝端友輔(HIGASHIYAMA STUDIO、farm、株式会社NOD)
設置場所
シグネチャーゾーンの南側
ウォータープラザ “ウォーターカスケード、落合陽一シグネチャーパビリオン向かい

トイレ8:斎藤 信吾
設計者
斎藤信吾、根本友樹、田代夢々(斎藤信吾建築設計事務所)
設置場所
シグネチャーゾーン(南側)
ウォータープラザ “ウォーターカスケード、福岡伸一シグネチャーパビリオン向かい


それぞれが個性的な見た目で、
僕はトイレだと気付かない可能性もありそうです。
どこかのパビリオンかと思ってトイレを探し回るかも、、、
大阪万博トイレのデザイナーにネットの反応と世間の疑問は?
ネットの反応
【悲報】万博2億円トイレ、初日午前中で全部詰まって使用禁止
— お侍さん (@ZanEngineer) April 14, 2025
2億円でゴミつくってて草。 pic.twitter.com/rEZqgIdRWs
万博の2億円デザイナーズトイレのひとつ。
— Shoji Kaoru 💙💛NO吉村 NO斎藤 地方自治に維新は要らない‼️ (@Shoji_Kaoru) April 14, 2025
空いてるか、使用中かの表示がなくガチャガチャしないと分からない上に壊れ過ぎてて半分近くが使用不可💦
偶然にも「漏れる、漏れる〜」と叫びながら、どこが空いているか分からず大失禁してしまう可哀想な中年男性に遭遇。#藤本壮介 や #吉村洋文… pic.twitter.com/iUUb1YK4Ps
これ外でトイレするのと何が違うんですか?#万博#子供用トイレ pic.twitter.com/HWhWhwo7dY
— 一華 (@reo218639328632) April 9, 2025
本当になんでこの万博のトイレが二億かかったのか謎でしょうがない#万博ヤバい
— ツッコミウルフ|最新バズ速報&動画 (@yamatama123987) April 14, 2025
pic.twitter.com/tazbCyJ8uZ
- 否定的な声:
「仮設トイレにしか見えない」
「海の家のトイレみたい」
「実用性を犠牲にしたデザイン優先」
「若手建築家の自己顕示欲」 - 肯定的な声:
「未来のスタンダードを目指した挑戦」
「SDGsに沿った設計」 - 設計者と大阪知事の声:
・設計者の米澤隆氏がXで「46基の大規模トイレで1.5億円(解体費込み)は妥当」「再利用可能な設計」と説明しています。
・大阪府知事の吉村洋文氏が「若手建築家の魂が込められたトイレ」と擁護するコメントを出しました。



どうやら、すぐ使用禁止になったりした事もあり、
不評の声が多いようですね。
実際にデザインが良くても、
ちゃんと使えなければトイレの役目を果たしませんからね。
それだと本末転倒になってしまいますし。
世間の疑問と答え
- なぜ2億円もかけてチープな仮設トイレのようなデザインなの?
-
設計者の米澤隆氏はXで、総額1.5億円(解体費込み)で46基の大規模トイレを建設したと説明しています。
1基あたり約326万円で、仮設ではなく再利用可能な構造とのこと。
万博のテーマ「SDGs」に沿った設計で、資材や環境配慮を考慮した結果、
シンプルな外観になったとされています。
しかし、「期待外れ」という印象を受けた人が多かったようです。
- なぜ個室の判別が難しく、プライバシーが守られていないの?
-
設計は「直感的な使いやすさ」を意図したとの事ですが、表示の不足などが逆効果になったようです。
子供用トイレは「中国式」のオープン型を参考にしたとの事ですが、
「日本での受け入れが難しかった」として、万博協会は案内板の追加や一部改修を計画中です。
- なぜ若手建築家に任せたの?
-
万博協会は若手建築家の起用で「新たな視点」を重視したと説明しています。
設計者の米澤氏は国際的な賞を受賞した実績があるため起用したと思われます
しかし、ユーザー目線での不足などもあり、結果的に批判を多く受ける形になりました。
※ こちらで紹介した建築家に対する批判を超えた誹謗中傷は絶対にしないでください!