2025年5月、コメ卸最大手の木徳神糧が2025年12月期の業績予想を大幅に上方修正し、純利益は過去最高の28億円に到達する見通しとなりました。
ネット上では、「価格転嫁=企業努力」の裏で “儲かりすぎ” との批判も噴出。
本記事では、今回の発表と世論のギャップを深掘りします。
結論:コメ卸が記録的利益に!
木徳神糧は、2025年の純利益見通しを18億円から28億円へと大幅に上方修正しました。
売上高も1,550億円から1,650億円に拡大。
背景には「2024年産米の品不足による価格高騰」と「スーパー等との価格交渉の成功」があると説明しています。

結果だけ見れば、食料品価格高騰が “誰の懐に入ったか” が明確になったように見えますね。
ネットの声:「価格転嫁で最高益」は本末転倒?
Xやコメント欄では以下のような声が集まっています。
最高益28億円をあげた木徳神糧が話題になっていますが、ここの大株主を見てみると…JA❗農林中央金庫❗😱😱😱😱😱
— 🐲竜王🐲 (@ryuo_seahawks12) May 25, 2025
政治献金とか考えたら全てが茶番、出来レースなのではと思えてしまうのですが…
それを空気の読めない小泉先生がぶち壊す構図ですね🤭 pic.twitter.com/aL5iCJoZXI
浅い内容だね、木徳神糧の24年決算を見てきたけど経常利益率2%ないんだよ?
— にゃんたろ (@blackberrysoda) May 23, 2025
実額だけ出して煽ったら耳目は集められるけど見る人が見れば浅い考察で文章書いているなって思われるよ
JAと米卸の事業の立ち位置も違うよね?
よく知らないことを知ってるふうに書かないほうがいいと思うよ。 https://t.co/ufS9e10SBI
- 「経営を守るための価格転嫁じゃなかったのか?」
- 「値上げで苦しんでるのに、企業だけ儲かるのは矛盾」
- 「農家は儲からず、卸が中抜きしてる構造では?」
このように、卸売業者が “高値で売って安く仕入れる” という利益構造に、
消費者の不信感が強まっていることが分かります。



「農家が潤うなら仕方ない」と言えるけど、そうでないなら “流通が吸い取っている” と見られても仕方ありませんよね。
背景:なぜ農家は儲かっていないのか?
米価が上がっても、農家の収入が劇的に増えていない理由には以下のような要因があります。
- 卸が買い叩き・安価で大量買取
- 生産コストの上昇(肥料・燃料)
- 補助金減少や流通ルールの偏り



消費者の支払いが増えて、農家は苦しく、流通が儲かる。
これでは「どこが間違っているか」は明らかなのでは?
価格転嫁の正当性とは?
企業にとっては「適切な価格交渉に成功した」だけかもしれません。
しかし、消費者や農家から見れば「中間業者が利を得た」ようにしか映らないのが現実です。
- 小売業者の特売減少 → 仕入価格そのまま反映
- 新規取引の値下げ減少 → 利幅の維持
こうした要素も含め、“儲かる構造” は意図的に作られているのでは?という疑念も広がっています。



企業努力か、利潤追求か。
難しい問題ですね。
FAQ(よくある質問)
Q1. 木徳神糧ってどんな会社?
A1. 国内最大級のコメ卸売業者で、主にスーパーや外食チェーンに米を供給しています。
Q2. なぜ過去最高益になったの?
A2. 米価高騰に伴う価格転嫁がうまくいき、売上・利益ともに拡大しました。
Q3. 農家には恩恵がないの?
A3. 生産コスト上昇などにより、価格高騰の恩恵は限定的と見られています。
Q4. 批判される理由は?
A4. 価格転嫁の裏で消費者負担が増し、企業が“儲けすぎている”ように映るためです。
Q5. 今後、価格は下がる見込み?
A5. 2025年産の供給状況次第ですが、しばらく高止まりが予想されます。



価格転嫁が企業の利益にどう結びつくか。
それが誰のための“適正”なのか——議論の余地はまだまだ残されていますね。
※ 木徳神糧や関係者に対する誹謗中傷や迷惑行為は絶対にやめてください!